依存

私は甘いものがすき。甘いものなら何でもだ。単純にケーキやドーナツ、パンケーキにパフェも好きだが、氷砂糖や角砂糖などの甘味そのものも好む。 私にとって甘味は薬のようなもの。辛いとき悲しいとき寂しいとき、イライラやストレス…そういう人生の苦味を…

それをひとはなんと呼ぶ。

僕は神様になりたかったのだ。 僕の神様はひどく残酷だ。全てを失った僕に差し伸べられた手を信じて愛したのに神様は僕を助けてなんてくれなかった。裏切った。全てを賭けていたのに僕は耐えられなかった。愛されたかった、幸せになりたかった。でも後から気…

バランス

死にたいと思わないようにするようになった。 私は、期待をしてないうちは死なないと思う。希望を見出したらきっと死ぬだろう。迷うことも無い。死にたくないから死なないのではない。ただ死ぬ必要が無いから死なないだけだ。だから死にたいと思わないように…

妄想癖

夜は終わらない。夜は僕の好きな時間だ。 午前零時から午前三時までの僕にとって最も心地のよい三時間。自室に戻り耳にイヤホンを装着する、外部の音を完全にシャットアウトしそこから大音量で頭の中に今日の気分に合った最高の音楽を充満させる。ここまで僅…

創造

鏡を通して繋がる、溶け合う世界と自意識。幻想かはたまた夢か。 つまらない現実を忘れて目を閉じる。息を止めて三十秒、空想の中で見える世界がある。僕だけが見える反転の世界。見えているものが他人は知らない、僕に映る幻。頭の中に花が咲く感覚を得てそ…

五年前の自分へ

さっき寝る前にポストを見たら五年前の自分から手紙が届いていた。十五歳の私から。 十代らしくたくさん悩んでた。「五年後大学生ですね。今私は毎日死にたくて辛いですが、五年後は幸せに生きてますか。今の夢は海外で仕事をすることです。世界が好きで人を…

崩壊

頭が壊れそうだ。弱音はだめなんだ。数時間前に自分に言い聞かせたようにしっかりしなきゃ。しっかり、まともに真面目に一生懸命に。頑張って生きて生きて生きなきゃ。 誰にも頼れないと知っているから。僕はひとりだとわかっているから。他人の言葉は無責任…

叱咤激励

12時に起き、何もせず一日を過ごし部屋を散らかし、グダグダと弱音ばかり吐く世界に閉じこもって現実を避け逃げあきらめ甘えてる空間。馬鹿馬鹿しい。こんな生活のどこに何があるんだ。何もない。真っ白でもないお先真っ暗の灰色な毎日からいい加減抜け出し…

再演

自分が違う誰かのように感じる瞬間。頭の中でカンカンカンと遮断機のような音が鳴り響く、目を閉じて息を吸って目を開ければ今までの自分を忘却する。「嗚呼、この自分は誰だろう。」知らない。全く知らない。私の知っている私ではない誰か。数秒前のドロドロ…

人身事故

例えば、朝の8時に通勤電車が止まる時何を思うのだろう。大抵の人は、「迷惑だな」「こんな時に」「早くしてくれ」だと思う。でも僕は考えずにはいられない。あぁまた一人、耐えられなかったんだなあと。 今こそ引きこもりだから朝に混んだ電車に乗ることなんてほ…

食脳

人の脳を食べるとどうなるだろう。 脳には記憶や感情が詰まってるという。だったら、もし脳を食べたらその人の思ってることや記憶が伝わったらいいなあ。表面的にいくら観察しても分からない他人の気持ちを家族の気持ちを友人の気持ちを知れるのなら食べるの…

私は今日も。

朝の五時。世の忙しい社会人たちが目覚め始め主婦は忙しく朝食やお弁当を作り始める時刻。そんな爽やかな朝の今、私は絶賛「どうしたら朝型の生活に戻せるか」を考えながら今日も淡々と夜を明かしたところである。 正直、十段階で七くらいの眠さがあるが、寝れ…

思考停止

人間が苦手とはどういう感覚か。 僕は最近、知人に恋人との所謂惚気話というものを聞かされていた。惚気話…例えば、手を繋いだとかキスをしたとか、愛し合ったとかそれが上手かったとか下手だとか、旅行に行った、ディズニーに行った、お揃いの服を買った、…

六畳一間

テレビ、本棚、タンス、クローゼット、机、そして布団を敷けばいっぱいになる空間。手を伸ばせば全て届く距離にある。飲みかけのラムネ、散らばった文房具、開きっぱなしの本、脱いだままのパーカー。頭の上から落ちてくる紙切れ。「夏祭り 7/△ ✕○公園 □時よ…

蝉時雨

朝方。午前4時半。眠れずに半分開けた目の隙間から蝉の「ミーンミーン」という声が流れ込む。気持ちの良くない、ましてや目覚めですらない朝の苦味を舌で大切に味わった。 今日一日が良い日になりますように なんて両手を合わせて空に願ったところで良い日には…

世界の作り方を教えてください。

生まれてから冷たくて暗いところにいました。周りはいつもモヤがかかりただただ進むだけの場所。ずっと長い間この迷路を歩いてきて立ち止まって周りを見渡した時、やけに足が重いことを知りました。足には大きな重りがついています。でも僕は「みんなにもある…

終わりへ

こんなふうに寂しくて星の光が恋しい夜は、生きていることが素敵だと実感します。 私は誰かのせいにして生きるのが得意ですから、それらと向き合ってこの不幸は自分のものだと感じる時に心が休まるのです。他人に責任を押し付けるのは苦しく、心が緊張します…

リクエスト

夏の冷たさに浸って上を向いても入道雲しか見えなかったからやっぱり自己満だなあと思ってやめたし、僕は夏に生きたいんじゃなくて、夏にピリオドを打ちたかった気もするし結局溶けるしかないなあ。生物に生まれてしまったからには抗うしかなさそうだし、で…

記憶喪失とラムネ

素敵な6月だった。と思いたかった。 ついこの前、「もう6月か、梅雨だね」なんて言っていたのに気がつけば7月だった。感覚にしてほんの1週間くらいのような気さえする。まあそんなことはありえないけれど。夏はとても好きだけれど、夏は来てしまったら一瞬で過…

夏ってなんだっけ? 夏は好きなはずだ。このここ最近のジメジメした蒸し暑さも青い空も眩しい太陽も全部好きなんですよ本当に。でもね、どうしても夏には何かが潜んでる。その何かが私を良い夏に連れて行ってくれない。毎年毎年ろくなことがない。 私はあま…

危うい

「君って危ういよね」 今日そう言われた。私のことを気に入ってくれて可愛いって言ってくれる優しい人だけれど、私の目をまっすぐ見据えてそう言った。そしてこう続けた。 「君っていつか死んじゃいそう…というかなんだかどこかへ行っちゃいそうな消えちゃうん…

好きなもの

私には多分好きなものがない。 でも私のことを知っている人間なら誰もがそれは嘘だと思うだろう。だって私は好奇心旺盛でいつだって何かしらの趣味に没頭してるイメージがある気がするから。確かに多趣味だし、色んなことに手を出している。でも、本当は全部…

金曜ロードショー

『 ズートピア』を見たんですよ。さっき、金曜ロードショーで。 私は見るのは3回目で、2回は公開初日と最終日、つまり2年前の春先です。ズートピアの差別や苦難を乗り越えて前に進む話に2年前の私は素直に感銘を受けて、キラキラとした輝かしい気持ちを抱い…

非公開

自己洗脳を毎日し続けたら本当にそうなれるのだろうか。 誰しも嫌いな自分というのはあるだろう。私もある。ある、というより以前の自分そのものが嫌いだ。自己否定感が強く、いつも憂鬱で、何事もやる気がない、卑屈で自信がなく、自分は幸せになってはいけ…

友人の戯言

この世界が全て劇なら、私は悲劇のヒロインにはなれない。いや、なれたらよかった。悲劇のヒロインは最後は愛されるからだ。シンデレラも、白雪姫もそうだ。悲劇のヒロインはいつだってハッピーエンドと決まっている。でもこの舞台での私の役はただの村人だ…

ちょうどいい。

月が変わっても私の気持ちは進まない。五月病を引きずっている。無限ループみたいな日常なのに、「明日が来なければいいのに」を毎日言ってる。生産性なんてない。でもこれは確かに私の幸せだ。 夏になる。私は夏が好きだ。優しい気持ちになるのに、暑い日差…

不平等

平等にと人は言う。 その平等とは何を基準とする平等だろうか。例えば、お金のない人からもある人からも同じだけお金を取るのが平等か、それとも多い人からは多く少ない人からは少なく取るのが平等か。何をそろえるかで全然話が変わる。 だいたい平等を目指…

右へ

世界が海の中に落ちて 誰もが魚になってしまった 一人だけ目を覚ました 息ができなくて、もがくけど届かない 光が見えた!みんなのところに帰れる! そう思ったのに、地上なんて存在しなくて 空まで全部水の中 光に見えたのは月に照らされた君の鱗 話も通じ…

私とわたし

人には二面性があると思う。 例えば、私には人に優しくしたいと思うときと自分さえ良ければよいという時がある。相手が笑って幸せそうにしていてくれれば良くて、自分は誰かを救うような仕事がしたいと思ったり、家族や友人を大切に感じたりする。でも、もう…

宇宙へ

宇宙を見た。 まるでスペースシャトルに乗ったような気分だった。 ひとりきりの真っ黒な世界は冷たくて、凍えそうだ。寒いよ。 星が銀河が呼んでいるみたいに瞬いて、僕を魅了した。 あまりにも美しいから、涙があふれて水滴になって零れた。 君の瞳はやっぱ…