崩壊

頭が壊れそうだ。弱音はだめなんだ。数時間前に自分に言い聞かせたようにしっかりしなきゃ。しっかり、まともに真面目に一生懸命に。頑張って生きて生きて生きなきゃ。

誰にも頼れないと知っているから。僕はひとりだとわかっているから。他人の言葉は無責任で「大丈夫」といわれようが、素敵なアドバイスをもらったってその後で失敗してもまた同じ言葉をかけるだけで助けてくれないことなんか知っている。嘘ばっかりだ。こんなに生きてきて学んだのはそんなことか。慰めなんか無駄で、そんな「温かさ」とか「優しさ」「安心」なんて意味のないものは求めても自分が傷つくばかり。これからもただ孤独に生きることしか手段がない。だから弱音なんか吐けない。吐いてはいけない。嘘でも笑って、嘘でも自分を保って、もう一人の僕に、強い僕に全部任せるよ。

今の僕じゃ、心の中がかすんで全部どうでもよくて、今なら死んでもこの先人生すべて失敗してもよい気分で、いけないんだ。いつもと同じ繰り返すだけ。爪を噛んでも、自分を殴ってみても変わってくれない。でも焦って焦って、早く治さなきゃってもがいて騒いで頭の中はぐちゃぐちゃ。正しい世界が現実が見えない。見えないといけないのに見えない。弱い弱い弱い。こんなどうしようもない自分が嫌いだ。壊してしまいたい、ああ僕なんかこの世に居るばっかりに。出来損ない。こんな無駄な自己嫌悪。

なんでこんなに生きるのって辛いんだ。ただ息をして人と話して今日のタスクをこなして何か食べて寝るだけのはずなのに。何が辛くて苦しいんだ。僕の何がおかしいんだ。僕は誰なんだ。なんでしっかりできないんだ。この憂鬱感はどこからくるんだ。頭がおかしくなりそうだよ。

でも立ち止まるなんて許されないから、歩かなきゃ、いや、走らなきゃいけない。人より速く、追いつかなきゃ。止まれない。走れ走れ走れ。痛くても折れていても病気でも構わず走り続けろ。じゃなきゃ本当に死んでしまう。ゆっくりなんてできない。止まったらだめだ。ああ。いたいなあ。

痛い痛い痛いいたい。止まりたいやめたい消えたいどこかにいきたい。やめたい。誰にも伝わらない、聞こえるんだ周りからの声が刺さるのが聞こえる。

「病んでる」「めんどくさい」「かまってちゃん」「皆も辛いのに」「悲劇のヒロインぶってる」「死ねばいい」「うざったい」「かってにしてろ」

わかってる。そうだなと思うし、自分だって他人にはそう思う。だって構ってほしいわけでも助けを求めてるわけじゃない。僕は僕しか信じない。僕には僕しかいない。だから他人なんてどうでもいい。他人からの心配の言葉なんて、そんな上からの恵まれた立場の人の気持ちなんて考えたこともない理解すらできない他人のことばなんかむしろ傷つけられるだけだ。腹が立つだけだ。そんなものはいらない。ただ自分の中で自分同士がぐちゃぐちゃになってわけわからなくなってるだけなんだ。僕が誰かわからないよ。

なにがしたいんだ。