眠りたい

線路に降りそうになった。

ぼんやりあてもなく電車に乗ることを目的として電車を待っていた。残り10分。ホームには僕一人。何となく線路を覗く。不思議と温かく見えた。心地よくてキラキラしてきっと安心できる気がした。

でも多額の賠償金やら何やら僕のせいで迷惑をかけたくないのでやめた。まあきっと、ただの寝不足だったのだ。

午前3時。必死に眠ろうとする自分と眠気が来ない頭との格闘が毎晩終わらない。朝も昼間もあんなに眠たいのに、夜だけは眠くない。一日のダメだったことが、出来なかったことが、不安が押し寄せて眠れない。何時間も必死に目を閉じて眠るために苦しむ。

でもそもそもなぜ寝なければならないのか。無意味で無価値でなんの意味もない明日を迎えるためにこんなに頑張ってるんだろうか。明日なんか永遠に来なければいいのに、そのために何故頑張って……。

午前6時。眠いのに眠れない朝。気持ちが悪い。クマが酷く、顔色が真っ青だ。コップ一杯の水と思考停止した頭が朝食を拒否する。そしてそこから3時間朝日の中うとうとする。その瞬間、いつも私はこのまま死ぬのではないかと疑う。

母に怒られたくなくて浅い睡眠で起きて胃にものをいれ、またダメな人生を歩く。いや、むしろ現実に引きずられる。

 

ただ独り。